有酸素運動とは
ウォーキングやジョギング、
サイクリングなどの
中・長時間できるような
軽い運動を指します。
息があがらない範囲でおこなうため
安全性が高い運動ともいえます。
有酸素運動は、
主に体内の糖質や脂質などを
エネルギー源とするため
ダイエット効果が期待できます。
運動の最初の方は糖質の代謝がメインであり
10分を超えたあたりからは
少しずつ脂質の代謝へと移行していくので
10分以上の運動が望ましいです。
また有酸素運動は
慢性的な痛み(※一般的に3か月以上続く痛み)を
軽減させる効果があり
慢性腰痛や変形性ひざ関節症の
慢性痛の緩和につながりやすいです。
また、有酸素運動は、
呼吸に関わる筋肉を鍛えることもでき
呼吸の筋力がアップすると
酸素を効率的に取り込めるようになり
カラダを動かすためのエネルギーを
たくさん作り出すことができます。
その他には有酸素運動をおこなうと
血流量が増え血管の壁には
力学的なストレスがかかり
一酸化窒素の放出され
血管を広げる作用が働き
血圧を下げる効果が期待できます。
スポーツ前のウォーミングアップにも最適で
スポーツ前にジョギングなどをすることで
筋肉が温まり
筋肉の収縮速度や筋力がアップします。
また、カラダを温めることは
ケガや運動中の事故の予防にもなります。
もしカラダが冷えた状態で
急に運動をおこなうと
肉離れを起こしたり
心臓に大きな負担がかかったりする
可能性があり、運動の大切さがわかります。