美容整形・整形外科・形成外科と
似たような言葉で説明をしてと言われても
難しいときがあります。
プチ整形などという言葉も知られるようになり
以前に比べて抵抗なく
行うことができるようになりました。
美容整形がクローズアップ
されるようになったことで
美容整形と整形外科・形成外科との間で
混同が起こるようになってしまっています。
整形というと美容整形のイメージで
使われがちですが本来の意味は違います。
整形外科とは
怪我や病気によって損なわれた
身体や運動能力の治療を行う診療です。
骨や関節、筋肉、じん帯、脊髄、神経などの
病気、怪我の治療、あるいは
リハビリテーションを行うのが
主な治療内容です。
形成外科が行っているのが
世間一般で言われる美容整形に近いです。
形成外科では
体の表面の異常の治療を
主な治療範囲とし
ガン手術後の変形の治療
先天性の異常や外傷による変形の治療などが
主な治療範囲です。
乳がんの手術後、切除した乳房を再建したり
やけどの治療、怪我によって生じた
痣や顔の歪みの治療なども行われます。
この形成外科で使用される技術を
美容の分野に応用したのが美容整形です。
最近では美容形成と言われる機会も
増えているのは
この形成外科が行う治療範囲だからです。
本来、怪我や病気などで
生じた異常に対して
行う治療を美容目的で行うため
美容整形は保険が適用されません。
美容整形とは
どのような診療科目なのかを把握するためには
まず整形外科と形成外科の違いを
しっかり把握しておくことが
重要になってくるでしょう。
コメント